ブログの記事は何を書いたらいいの?
記事に書くことがなくて悩んでいる…
副業でブログを始めたものの、何を書けばいいのか分からず、なかなかスタートできない人も多いのではないでしょうか。
ブログには、雑記ブログや特化ブログなどの種類があり、どのようなブログを運営するかによって書くべきことが異なります。
収益化が目的の場合は、読者の悩みを解決する記事を書いてアクセスを増やしていく必要があります。
そのためには、記事で何を書くかを決めて、ブログの方向性を明確にする”事前準備”が非常に重要です。
この記事では、ブログ記事で何を書けばいいか決める方法や分からないときの対処法、注意点などについて解説しています。
なんとなくで記事を書き始めると、いくら更新してもアクセスや収益が伸びない原因になってしまいます。
そうならないためにも、どんなブログにするか、何を書くかをきちんと決めた上でスタートしましょう!
【この記事で分かること】
・【種類別】ブログで書くべき内容
・ブログで何を書けばいいか決める方法
・ブログで何を書けばいいのか分からないときの対処法
・ブログで何を書けばいいか決めた後の注意点
・ブログで何を書けばいいのか分からないときによくある疑問
など
【この記事を書いた人】
- ブロガー、Webライターとして活動しているフリーランス3年目
- 大手メディアの記事執筆を担当
- メディアの管理、ディレクターを担当
- これまでに執筆した記事は500本以上
ブログで何を書けばいいかはスタンスによって異なる
最近、ブログを始めたんだけど、記事には何を書けばいいの?
記事に何を書けばいいかは、次のようにどんなブログを運営するかによって異なるんだ!
- 趣味(日記)ブログ・雑記ブログの場合
- 特化ブログの場合
自分が作ろうとしているブログのスタイルに合わせて、書くべき内容を決めていきましょう!
また、雑記ブログと特化ブログの違いや、それぞれのメリット・デメリットについては、以下の記事を参考にしてみてください。
趣味(日記)ブログ・雑記ブログの場合
趣味(日記)ブログや雑記ブログは基本的にテーマやジャンルを決めず、自由に記事を書いてOKです。
ただし、記事のジャンルがあまりにもバラバラだと読者層が異なるため、アクセスが伸びても収益につながらないリスクがあります。
雑記ブログを始める場合でも、ある程度テーマやジャンルは絞った方が収益化においては有利です。
最初はジャンルを3〜4つ決めて雑記ブログを始め、慣れてきたら書きやすいジャンルに絞って特化ブログに移行するのがおすすめです!
特化ブログの場合
特定のテーマやジャンルに関する記事を書く特化ブログの場合は、ジャンル内で読者からのニーズがある記事を書く必要があります。
例えば、ジャンルが「ブログ」だったら、「ブログ」や「アフィリエイト」などに絞って記事を書くイメージです。
ジャンルを絞って記事を書くことで、「○○に詳しいブログ」としてGoogleや読者に認識され、集客や収益化がしやすくなりますよ!
特化ブログで何を書くか決める具体的な手順については、次で詳しく解説します。
【初心者必見】ブログで何を書けばいいかを決める方法3ステップ
ブログで何を書けばいいか分からないときは、どうすればいいの?
ブログを始めたものの、書くことが分からない人は、次の3ステップで内容を決めるのがおすすめだよ!
- テーマ・ジャンルを決める
- ターゲットを設定する
- キーワード選定をする
ブログでアクセスや収益を伸ばしていくには、いきなり記事を書き始めるのではなく、事前準備が必須です。
最短で成果を出すためにも、ブログに必要な準備をした上で、何を書くか決めていきましょう!
1.テーマ・ジャンルを決める
ブログで何を書くか決めるために、まずやるべきことが「テーマ・ジャンル」の設定です。
どのようなテーマ・ジャンルのブログを始めるかが決まると、書くべき記事の内容も見えてくるようになります。
ブログのジャンル例は、次のようなイメージです。
- 美容
- フィットネス
- 子育て
- 金融
- 副業
- 転職
など
テーマ・ジャンルを決めずにブログを始めると、何を書けばいいか分からないだけでなく、アクセスや収益が伸びない原因になってしまいます。
失敗や挫折、遠回りなどの原因を作らないためにも、ブログのテーマ・ジャンルは必ず最初に設定するようにしましょう!
自分に合ったブログジャンルの決め方については、以下の記事を参考にしてみてください。
2.ターゲットを設定する
ブログで何を書けばいいかを見つけるためにはターゲットを設定して、「誰に向けて書くか」を決めることが重要です。
記事はジャンルやターゲットによって、求められる内容が大きく異なるため、ブログの読者が決まらないと書くべき内容が見えてきません。
例えば、同じ「フィットネスジャンル」でも、以下のようにターゲット(読者)が違うだけで記事の内容が変わります。
【フィットネスジャンル】
- ターゲット:無理せずゆるくダイエットをしたい30代女性
→記事の内容:自宅でできる簡単エクササイズ方法の解説
- ターゲット:フィットネスの大会に出場したい20代女性
→記事の内容:トレーニングメニューや食事管理、ポージングなどの解説
ターゲットと記事の内容がズレていると読者が集まらず、アクセスが伸びない原因になってしまいます。
ブログの読者を想定していなかった人は、必ず「誰に向けて書くか」を決めてから、何を書くか考えるようにしましょう!
自分のブログに合ったターゲットを設定する手順や、詳しく深掘りするコツなどについては、以下の記事を参考にしてみてください。
3.キーワード選定をする
ブログで何を書けばいいか分からないと一度でも思った人は、記事を書く前に必ず「キーワード選定」をおこないましょう!
キーワード選定とは、読者が検索しているニーズのあるキーワードをピックアップする作業です。
ブログは選定したキーワードをもとにして記事を書くため、何を書けばいいか迷うことが基本的にはありません。
何を書けばいいか分からない原因でもっとも多いのが、キーワード選定をせずに記事を書こうとしているケースです。
ブログでアクセスや収益を伸ばしている人は100%と言っていいほど、入念なキーワード選定をしてから記事を書き始めています。
まだキーワード選定をやっていない人は、必ず作業を終わらせてからピックアップしたキーワードをもとに記事を書くようにしましょう!
しっかりとキーワード選定をおこなえば、何を書けばいいか悩むことがなくなりますよ!
ブログのキーワード選定の詳細や手順がよく分からない人は、以下の記事を参考にしてみてください。
ブログ記事で何を書けばいいのか分からないときの対処法4選
ジャンルとターゲットを決めて、キーワード選定もしたけど、記事で何を書けばいいか分からないときはどうすればいいの?
記事で書くことを決めるときは、次の方法を実践してみるのがおすすめだよ!
- 読者の悩みからニーズを想像する
- 競合ブログを参考にする
- 紹介するアフィリエイト商品から逆算する
- ネタ探しをする
事前にキーワード選定をしていることが大前提なため、必ず先ほど解説した3つのステップを済ませた上で実践するようにしましょう!
1.読者の悩みから想像する
ブログで何を書いたらいいか分からないと思ったときは、キーワードから読者の悩みやニーズを想像してみましょう!
記事に書くべき内容は読者が知りたい情報なため、読者像や悩みを深掘りすれば、何を書いたら良いかが見えてきます。
読者の悩みからブログ記事の内容を考える方法は、次のようなイメージです。
【例】
- 記事のキーワード:「ダイエット 自宅 簡単」
- 記事のターゲット(読者像):「自宅にいながらダイエットをしたいと思っている人」
- 読者が知りたいこと=記事に書くべきこと:「自宅で簡単にできるエクササイズや食事管理の方法」
誰に届けるか(ターゲット)を具体的にして、悩みや知りたいことを想像すると、上記のようにブログ記事の内容が決まります。
読者ファーストな記事はGoogleからも評価されやすいため、上位表示を狙うためにも検索ニーズを深掘りしましょう!
2.競合ブログを参考にする
ブログ記事を書くときに、読者ニーズの把握と同じくらい重要なのが、上位表示されている競合ブログ記事のリサーチです。
既に検索上位に表示されている記事は、Googleやユーザーに評価されているクオリティの高い記事です。
つまり、上位表示を狙うためのヒントがたくさん詰まっているため、必ず構成や執筆をするときの参考にしましょう!
ブログ上級者でも、必ず上位記事の見出しや内容をリサーチしてから記事を書き始めます!
きちんと競合ブログのリサーチができていると書くべき内容が見えてくるため、スムーズに記事が書けるようになるメリットもあります。
何を書けばいいかを明確にして、クオリティの高い記事を短時間で書くためにも、リサーチは必ずおこないましょう!
上位表示されている記事を効率的にリサーチする手順については、以下の記事を参考にしてみてください。
3.紹介するアフィリエイト商品から逆算する
どんなキーワードで記事を書いたらいいか分からない場合は、ブログで紹介するアフィリエイト商品から内容を逆算するのがおすすめです。
紹介する商品やサービスの利用に誘導できるようなキーワードで記事を書くと、収益化につながりやすくなります。
アフィリエイト商品から記事のキーワードを逆算するイメージは、次の通りです。
- 紹介するアフィリエイト商品:「プログラミングスクール」
- 記事のキーワード:「プログラミング 挫折」「プログラミング 難しい」など
上記のようなイメージでキーワードを決めていくと、アフィリエイト広告を設置しやすくなります。
ただし、商品・サービスにつながりやすいキーワードは、競合ブログが多いため注意が必要です!
4.ネタ探しをする
基本的には、読者ニーズの深掘りと競合ブログのリサーチで書く内容を決めるのが良いですが、どうしてもできない場合はネタ探しをしてみましょう!
何を書けばいいか思いつかなくても、ネタ探しをすれば記事が書きやすくなります。
SNSや知恵袋などを活用しつつ、現実世界でも情報収集をすると良いです。
ブログのネタ探しをする方法について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
ネタ探しは日記や雑記ブログの人向けで、特化ブログの人はキーワード選定とリサーチをした上で記事を書きましょう!
記事:「ブログ ネタ」(作成中)
ブログで何を書けばいいか決めた後の注意点3選
ブログで何を書けばいいか分かったから、さっそく記事を執筆してみるよ!
ブログを書くときは、次のポイントに注意が必要なんだ!
- 検索ボリュームが少ないキーワードを狙う
- 1記事1キーワードで書く
- YMYLジャンルは避ける
上記を知らずに記事を書き始めてしまうと、ブログのアクセスが伸びない可能性が高いです。
着実にアクセスや収益を増やしていくためにも、必ず意識して記事を書くようにしましょう!
1.検索ボリュームが少ないキーワードを狙う(ロングテール)
ブログ記事を書くときは、検索ボリュームが少ない「ロングテールキーワード」を狙って記事を書くようにしましょう!
ロングテールキーワードとは、複数の単語の組み合わせで成り立つキーワードのことで、次のようなイメージです。
- ブログ 本 おすすめ
- ダイエット 自宅 簡単
- 副業 初心者 20代 おすすめ
など
「ブログ」「ダイエット」のような検索ボリュームが大きなキーワードだと、企業や有名ブロガーが多く、上位表示を狙うのはほぼ不可能です。
一方、上記のようなロングテールキーワードは検索ボリュームが少なく、ライバルも少ないため、初心者でも上位表示が狙いやすくなります。
ブログ初心者がアクセスや収益を伸ばすには、徹底してロングテールキーワードを狙うことが重要です!
何を書けばいいか決めたものの、競合ブログが多いキーワードで記事を書いてしまうと、成果が出づらいため注意しましょう。
ロングテールキーワードの詳しい解説や選定の仕方などについては、以下の記事を参考にしてみてください。
記事:「ブログ ロングテールキーワード」(作成中)
2.1記事1キーワードで書く
ブログ記事を書くときに、必ず守っておきたいのが「1記事1キーワード」ルールです。
1記事の中で、2つも3つも異なるキーワードを入れるとターゲットがズレてしまい、誰にも読まれない微妙な記事になってしまいます。
上位表示されない原因にもなってしまうため、ブログでは1つの記事を1つのキーワードで構成しましょう!
1記事1キーワードの良い例と悪い例は、次のようなイメージです。
【1記事1キーワードになっている例】
- 「ブログ 何を書けばいい」
など
【1記事1キーワードになっていない例】
- 「ブログ 何を書けばいい 稼ぎ方 書き方」
など
「何を書けばいい」「稼ぎ方」「書き方」はそれぞれ読者が知りたい内容(ニーズ)が異なるため、同じ記事としてまとめるのはNGです。
読者の検索ニーズにピンポイントで答えるためにも、記事のテーマとなるキーワードは一つに絞りましょう!
3.YMYLジャンルは避ける
ブログで何を書けばいいかジャンルや記事の内容を決めるときは、「YMYLジャンル」を避けるようにしましょう!
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略称で、人生や生活、経済に大きな影響を与えるジャンルのことです。
具体的には、「金融」や「健康」「医療」「法律」などが、YMYLに該当します。
YMYLに該当するジャンルは、確かな実績や権威性がある専門家や企業が書いた記事しか上位表示されません。
勤務経験がある場合やニッチな深いジャンルを狙う場合は稼げる可能性もありますが、難易度は高めです。
未経験から集客や収益化を図るのはほぼ不可能なため、無駄な努力を避けるためにも選択肢から外すようにしましょう!
ブログで何を書けばいいのか分からないときによくある疑問
ブログで何を書けばいいのかは分かったけど、他にも分からないことがあるんだ…
ブログ初心者が記事を書くときに感じる疑問について解説していくよ!
- 最初の記事(1記事目)は何を書けばいい?
- ブログは何記事書けば稼げる?
- 記事が書けないときはどうしたらいい?
- ブログの書き方が学べるおすすめの本は?
事前に疑問や不明な点を解決してから、記事を書き始めましょう!
最初の記事(1記事目)は何を書けばいい?
ブログの1記事目は、基本的に何を書いてもOKです。
最初は自己紹介をしたくなりますが、ブログでの自己紹介記事は不要です。
自分が決めたテーマ・ジャンルの記事を書き始めましょう!
ブログを始めたばかりだと上位表示を狙うのが難しいため、競合が少ない検索ボリュームの少ないキーワードで記事を書くのがおすすめです。
最初に書く記事で迷わないためにも、ジャンル選びとキーワード選定は必ずおこなうようにしましょう!
どうしても、ブログで最初の記事に何を書けばいいか思いつかない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
ブログは何記事書けば稼げる?
ブログには、何記事書けば確実に稼げるといった基準がありません。
20〜30記事で稼げるケースや100記事前後で稼げるケース、100記事以上書いても稼げないケースまでさまざまです。
ブログを始めて1年、100記事程度で収益が発生し始めるブロガーが多いものの、ジャンルや記事のクオリティによっても異なります。
ただし、ブログの記事数が多いほどアクセスが見込め、収益面では有利です。
特に、ブログを始めたばかりの頃は、文章力や記事のクオリティを高める目的で、どんどん記事を書く習慣を身につけるのがおすすめですよ!
ブログに必要な記事数の目安が知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
記事が書けないときはどうしたらいい?
ブログの記事が書けない場合は、何らかの作業やスキルが欠けている可能性が高いです。
特に、記事が書けない原因となりやすいのが、次の5つです。
- テーマ・ジャンルを決めていない
- ターゲットを決めていない
- キーワード選定をしていない
- 記事の構成(見出し)を作っていない
- 書き方のコツをマスターしていない
「ブログで何を書けばいいか決める方法3ステップ」で紹介した3つのポイントに加えて、記事の構成や書き方を身につけることも重要です。
記事構成の作り方やブログの書き方がまだ完璧ではない人は、以下の記事でマスターしておきましょう!
ブログの書き方が学べるおすすめの本は?
ブログの記事の書き方や運営方法のスキルを身につけるには、書籍を活用するのがおすすめです。
僕が実際に読んでおすすめできると思った本は以下の記事に全てまとめています!
一冊1,500円程度でブログ運営に欠かせないスキルが体系的に身につくため、先行投資としてお金をかける価値は十分にあります。
まとめ:ブログで何を書けばいいかは事前準備をすれば分かる
ブログを始めたばかりだと記事に何を書けばいいのか分からないですが、今回紹介した次の方法を実践すれば書くべきことが明確になります。
- テーマ・ジャンルを決める
- ターゲットを設定する
- キーワード選定をする
- 読者の悩みからニーズを想像する
- 競合ブログを参考にする
事前に正しい準備ができているかどうかでブログの成果は大きく異なるため、必ずやることや方向性を決めてから記事を書き始めましょう!