最近ブログを始めたけど、記事の書き方がよく分からない…
記事をもっと上手く書きたいんだけど、文章力がなかなか上がらない…
ブログで記事を書いているものの、思うような文章が全然書けずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
クオリティの高いブログ記事が書けるかは、事前準備とライティングの基本や型・コツをマスターしているかどうかで決まります。
せっかく、記事を書くのに時間をかけても事前準備をせず、ライティングの基本やコツを知らないせいで、ブログで失敗するのはもったいないですよね。
この記事では、ブログで記事を書く前に必須の準備やライティングの型・コツなどについて解説しています!
ブログライティングの基本や型、コツなどを理解して、質の高い記事をスムーズに書けるようになりましょう!
【この記事で分かること】
・ブログ記事を書く前にやるべきこと
・ブログ記事を書くときにマスターするべきWebライティングの型
・ブログの文章力・ライティングスキルを上げるコツ
・ブログ記事を書くときに初心者がよく感じがちな疑問
【この記事を書いた人】
- ブロガー、Webライターとして活動しているフリーランス3年目
- 大手メディアの記事執筆を担当
- メディアの管理、ディレクターを担当
- これまでに執筆した記事は500本以上
ブログ記事を書く前にやるべき5ステップ
記事を上手く書けるようになりたいから、書き方のコツを教えて!
ブログでは、必ず記事を書く前に次の準備をしておく必要があるんだ!
- ブログのテーマ・ジャンルを決める
- ブログのターゲット(ペルソナ)を決める
- 記事のキーワードを選定する
- 記事の構成を作成する
- 記事を書くのに必要な情報をリサーチする
上記の準備をせずにいきなり始めようとすると、記事が書けない、ブログのアクセスや収益が伸びない原因になってしまいます。
スムーズに記事を書いて、ブログの成果につなげるためにも、必ず事前準備を済ませておきましょう!
1.ブログのテーマ・ジャンルを決める
記事を書く前には、必ずブログのテーマ・ジャンルを決めるようにしましょう!
ブログはテーマ・ジャンルに沿った内容の記事を書く必要があるため、決めずになんとなくで進めると成果が出ない原因になってしまいます。
テーマ・ジャンルの具体的な例は、次のようなイメージです。
- 恋愛・結婚
- 転職
- 子育て
- 教育
- 資格
- ビジネス
- 副業
- フィットネス
- 金融(お金)
など
ブログ記事を上手く速く書くためには、自分が知識・経験のあるジャンルを選ぶのがおすすめです!
テーマやジャンルをまだ決めていない人は、必ず設定した上で記事を書き始めるようにしましょう!
ブログのテーマ・ジャンルの決め方や、自分に合ったジャンルを選ぶコツについては、以下の記事を参考にしてみてください。
2.ブログのターゲット(ペルソナ)を決める
ブログ記事を書くためには、誰に読んでもらいたいか「ターゲット」を決めることが必須です。
記事は誰に届けるかによって書くべき内容が大きく異なるため、ターゲットを設定していないと何を書くかが決まりません。
次の例のように、同じジャンル・同じキーワードでもターゲットが違うだけで、記事の内容が変わります。
(例)ジャンル:「フィットネス」
キーワード:「トレーニング おすすめ」
■ターゲット
- 40代女性 主婦→自宅でできる簡単なトレーニング方法を解説
- 20代女性 ジム通い→マシンやウェイトを使用したトレーニング方法を解説
ターゲットを設定していないと、誰にも見られない的外れな記事になってしまう恐れがあります。
「記事が書けない」「ブログが伸びない」原因を作らないためにも、記事を書く前にターゲットを明確にしておきましょう!
ブログのターゲットを設定する手順やコツなどについては、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
3.記事のキーワードを選定する
ブログは特定のキーワードに沿って記事を書く必要があるため、事前のキーワード選定が必須です。
キーワード選定とは分析ツールを使用して、記事を書くキーワードをピックアップする作業のことです。
事前にキーワード選定をせずに記事を書き始めると、ネタ切れや記事が上位表示されない原因になってしまいます。
自分のブログジャンルで、検索ボリューム(数)が少ないキーワードを狙って記事を書くことが、アクセスや収益などの成果を出す上で重要です!
自分が思いついた内容で記事を書こうとしていた人は、必ずキーワード選定をしてから各記事を執筆しましょう!
ブログのキーワードを選定する手順やおすすめのツールについては、以下の記事を参考にしてみてください。
4.記事の構成を作成する
ブログでは、必ず記事の構成を作ってから本文を書き始めるようにしましょう!
構成とは記事の見出しにあたる部分で、各解説の中・小タイトルのことです。
この記事だと、「ブログ記事を書く前にやるべき5ステップ」「記事の構成を作成する」などが構成(見出し)に該当します。
構成は記事の土台や骨組みになる部分で、作成せずに記事を書き始めると全体の方向性がズレ、質の低い内容になってしまいます。
記事のクオリティは構成(見出し)で決まると言っても過言ではないため、完成度の高い構成を作ってから記事を書き始めましょう!
ブログ記事の構成(見出し)を作る手順や活用するツールなどについては、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
5.記事を書くのに必要な情報をリサーチする(読者ニーズの理解)
ブログ記事はいきなり本文を書き始めるのではなく、事前にリサーチをおこないます。
リサーチとは、記事を書くのに必要な情報を集める作業のことです。
文章を上手く速く書くのに重要なのが、記事のジャンルやキーワードについての知識です。
知識や情報が薄い状態だと、記事が書けない原因になってしまいます。
特に、知識や経験が豊富でないジャンルやキーワードで記事を書くときは、事前に入念なリサーチをおこないましょう!
未経験のジャンルでも、リサーチで必要な情報を網羅しておけば、質の高い記事が書けるようになります。
ブログ記事を書く前のリサーチの手順やコツなどについては、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
ブログ記事を書くときにマスターするべきWebライティングの型4選
記事は、どんな書き方をするのが正解なの?
ブログにはライティングの型があって、次の項目ごとに最適な型が異なるんだ!
- タイトル
- 本文
- リード文
- まとめ文
各項目に適したライティングの型をマスターして、クオリティの高い記事をスムーズに書けるようになりましょう!
1.タイトル
ブログのタイトルは、読者が記事を閲覧するかどうかを決める重要な部分なため、必ずポイントを意識して書くようにしましょう!
記事タイトルを書くときに実践したい対策は、次の5つです。
- 記事を読むと何が分かるのかを簡潔にまとめる
- キーワードは左寄せにする
- 30~35文字以内にまとめる
- 「ポイント3選」「手順5ステップ」など数字を使って興味を惹く
- 「2025年最新」「2025年〇月版」など情報の最新さをアピールする
上記を意識するだけで、読者の興味を惹く良い記事タイトルがスムーズに書けるようになります!
ブログの記事タイトルの決め方についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
2.本文(PREP法)
記事の本文を上手く速く書くなら、ブログライティングの型「PREP法」を活用するのがおすすめです。
PREP法とは、「結論→理由→具体例→結論」からなる文章構成のことです。
本文を書くのにPREP法を使うと、説得力のある分かりやすい文章が誰でも作成できるようになります。
PREP法の構成と例文は、次の通りです。
(PREP法)
- P(Point):「結論」→見出しの結論を主張する
- R(Reason):「理由」→なぜその結論に至るのか理由を説明する
- E(Example):「具体例」→結論を裏付けるような例や根拠を挙げる
- P(Point):「結論」→再度、結論を主張してまとめる
(例)
- 「結論」:低コストかつ、自分のペースで進められる副業を探している人はブログがおすすめです。
- 「理由」:ブログは月1,000円程度のサーバー代くらいしかかからず、作業にもノルマや納期がありません。
- 「具体例」:実際に僕も会社員の頃は、スキマ時間や自由時間を活用して自分のペースでゆるくブログを運営していました。
- 「結論」:安く手軽に副業を始めたい人や、締め切り、コミュニケーションなどが苦手な人はブログを検討してみましょう!
解説したい内容をPREP法の型に当てはめるだけで、誰でもスムーズに本文を書けるようになります。
PREP法はブログライティングの超基本となる型なため、必ずマスターしておきましょう!
3.リード文(PASTORフォーミュラ)
読者がWeb上でブログのタイトルをクリックして最初に表示されるのが、記事の導入部分にあたる「リード文」です。
記事冒頭のリード文は、ライティングの型「PASTORフォーミュラ」に沿って書くようにしましょう!
PASTORフォーミュラとは、次の内容で構成されるセールスレターの型です。
- P(Problem):問題・悩み
- A(Amplify):問題の拡大
- S(Solve):解決策
- T(Transformation with Testimony):変革と証言
- O(Offer):提案
- R(Response):行動の促進
実際にPASTORフォーミュラに当てはめてリード文を作成すると、次のような文章になります。
(例)
- 「問題・悩み」:副業でブログを始めたものの、記事の書き方がよく分からずに悩んでいませんか。
- 「問題の拡大」:記事が書けないのはブログライティングを習得していないのが原因です。そのままの状態で記事を書こうとすると、全然上手く書けずに挫折するリスクが高まってしまいます。
- 「解決策」:ですが、ライティングの基本やコツをマスターすれば、誰でも上手く速く記事が書けるようになります。
- 「変革と証言」:実際に僕も、ライティングを勉強する前と後では、記事の質が大きく向上しました。
- 「提案」:この記事では、ブログ記事の書き方の基本やコツ、必要な事前準備などについて解説しています。
- 「行動の促進」:記事を最後まで読んで書き方のコツを掴み、ブログ記事をどんどん執筆していきましょう!
リード文は、読者が記事を読み進めるかどうかを決める重要な部分です。
記事の冒頭ですぐに離脱されないためにも、「PASTORフォーミュラ」に沿って読者の興味を惹くリード文を作成しましょう!
4.まとめ文
まとめ文は記事の最後の見出し部分で、解説した内容をおさらいする文章を書きます。
具体的には、次の流れに当てはめて執筆するのがおすすめです。
- 全体の内容を振り返りながら結論を主張する
- 要点を箇条書きでまとめる
- 読者の行動を促す
各解説や記事の主張を踏まえた上で、全体の締めくくりとなる内容でまとめましょう!
記事の始まりと終わりで、主張がズレないようにするのが、まとめ文を書くときのポイントです!
ブログの文章力・ライティングスキルを上げるコツ15選
記事の書き方と型は理解できたけど、他に文章力をアップさせる方法はないの?
ブログのライティングスキルをアップさせるなら、次のコツを実践してみるのがおすすめだよ!
- Webライティングの型に沿って書く
- 読者目線で書く
- 一文は「40~60文字」程度にする
- 専門用語を使わずに分かりやすく書く
- ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを意識する
- なくても通じる言葉は削る
- 箇条書きを活用する
- 表や図解を入れる
- 2~3文程度で改行を入れる
- 文末表現の重複は2回まで
- 同じ接続詞は使わない
- 「こそあど言葉」は最小限にする
- 書いた記事を見直す
- お手本となる記事を音読・写経する
- 定期的にリライトする
上記はいずれも、ブログライティングに欠かせない重要なコツばかりです。
ぜひ、全てのコツを実践し、レベルアップした状態でブログ記事を書いてみましょう!
1.Webライティングの型に沿って書く(PREP法など)
記事を書くときは、ライティングの型に沿って各見出しの文章を執筆するようにしましょう!
ブログには書き方のベースとなる型があり、当てはめて書くだけでクオリティの高い文章がスムーズに書けるようになります。
記事の各見出しで意識したいライティングは、先ほど解説した次の型(テンプレート)です。
- タイトル:キーワードは左寄せ、30~35文字以内、数字を活用 など
- 本文:PREP法(結論→理由→具体例→結論)
- リード文:PASTORフォーミュラ(問題→問題の拡大→解決策→変革と証言→提案→行動の促進
- まとめ文:全体のおさらい、要点は箇条書きでまとめる
各テンプレートの流れに沿った文章構成になっていると、記事がGoogleや読者から評価されやすいです。
文章を書くのが苦手な人やセンスがない人でも型(テンプレート)を活用して、文章力やライティングスキルを伸ばしていきましょう!
2.読者目線で書く
ブログ記事を書くときに、もっとも大切にしたい視点が「読者目線」(読者ファースト)です。
そもそも、ブログ記事を書く目的は読者の悩みを解決することなため、読者に配慮されていない記事は読まれない原因になってしまいます。
特に、読者目線になっていないブログ記事の典型的な例は、次の通りです。
- 自分が書きたい内容を書いてしまっている
- 読者の悩みを解決できない(ニーズを満たせない)
- 結論が分かりづらい
- 読みづらい文章になっている
など
ブログのライティングスキルを高めるには文章力だけでなく、読者の視点に立って記事を書けるかが重要です。
読者が読みやすいユーザーファーストな記事を書くためにも、構成や執筆では常に読み手の目線を意識しましょう!
自分が読者だったら、どんな内容や文章が読みたくなるかを想像しながら記事を書き進めるのがおすすめです!
ブログで読者目線の記事を書くのに必須の検索意図やニーズを深掘りする方法については、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
記事:「ブログ 検索意図」(作成中)
3.一文は「40~60文字」程度にする
ブログ記事では、一文の長さを40〜60文字程度に抑えるのがおすすめです。
読者のほとんどがスマホを使って閲覧するため、一文が長いと読みづらい記事になってしまいます。
記事の一文を短くするメリットと、次のようなメリットがあります。
- 記事が読みやすくなる
- 内容が理解しやすくなる
- 読み進めてくれる人が増え、記事の評価が上がりやすい
- 主語と述語がねじれづらくなる(ねじれ=論点と結論がかみ合わない状態)
など
最近では活字離れが進んでいるため、記事の文章は短い方が好まれやすいです。
40〜60文字は一つの目安ですが、シンプルで読みやすく文章をまとめると、記事を読み進めてくれる読者が増えていきます。
パソコンでブログ記事を執筆するときは、必ず公開前にスマホでも文章の読みやすさを確認してみましょう!
4.専門用語を使わずに分かりやすく書く
ブログ記事で解説をするときは難しい専門用語を使わずに、初心者でも理解できる内容を意識しましょう!
記事の内容と読者のレベル感が合っていないと、「難しくてよく分からない…」と感じて記事を読むのをやめてしまいます。
例えば、次のような2つの文章があったら、どちらの内容が理解しやすいと思いますか。
(例)
- ブログ記事は、E-E-A-Tを意識するとSEO対策になる
- 記事では自分の経験や実績をアピールできると、Googleから高く評価されやすくなる
※E-E-A-T:「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略称で、Googleが記事を評価する基準のこと
※SEO対策:Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称で、検索上位に記事を表示させるための対策・戦略のこと
上記はどちらも同じ意味の文章ですが、「E-E-A-T」や「SEO」など専門用語が多いと内容が分かりづらいですよね。
特に、知識やスキルが少ない初心者をターゲットにした記事は、難しい専門用語を使わずに、分かりやすいワードに言い換えましょう!
難しい内容をスムーズに理解できる中~上級者なら、専門用語を使った解説でもOKです!
5.「ひらがな」と「漢字」のバランスを意識する
ブログ記事では、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」のバランスを考えながら、読み進めやすい文章を意識しましょう!
「ひらがな」が多い、「漢字」が多いなど、文章のバランスに偏りがあると、内容が良くても読みづらい記事になってしまいます。
ブログ記事でバランスが悪い・良い文章の例は、次のようなイメージです。
(例)
- 勿論、継続する事が出来ないと成果に繋がらない
- もちろん、続けられないと成果につながらない
どちらでも読めるものの、漢字が多く詰まった文章よりも適度に漢字が入っている文章の方が、スムーズに読み進めやすいですよね。
「ひらがな」と「漢字」は、「3:7」くらいの比率がおすすめです。
全ての単語を漢字にしようとせず、読みやすい比率の文章を意識しましょう!
6.なくても通じる言葉は削る(冗長表現)
ブログ記事を書くときは読みやすさを重視して、削っても通じる言葉は省略するようにしましょう!
重複表現や不要な言葉など、無駄な部分が多い文章を「冗長」と言います。
冗長な文章になっていると記事が読みづらくなり、内容が伝わらなくなってしまいます。
具体的には、次の文章が冗長な例です。
- 記事は、リサーチをおこなったり、構成を作ったり、読者のニーズを分析したりすることで、上手く書くことができる
上記の冗長な文章をシンプルに読みやすく書き直すと、次の文章になります。
- 記事は、事前にリサーチや構成作成、ニーズ分析をすると上手く書ける
ダラダラした読みづらい文章を書くと、読者の離脱につながってしまいます。
ブログ記事を書くときは、常に「短く分かりやすくできないか」「無駄な表現はないか」を意識しましょう!
7.箇条書きを活用する
シンプルで分かりやすいブログ記事を書くには、箇条書きを活用するのがおすすめです。
箇条書きは要点を端的に短くまとめられるため、記事の読みやすさが格段にアップします。
通常の文章と箇条書きを活用した文章の違いは、次の通りです。
(例)ブログに必要なスキル
ライティングスキル、構成スキル、リサーチ・分析力、継続力、リライトスキル、マーケティングスキル、画像編集スキルなど
(例)ブログに必要なスキル
- ライティングスキル
- 構成スキル
- リサーチ・分析力
- 継続力
- リライトスキル
- マーケティングスキル
- 画像編集スキル
など
文章で羅列するよりも、箇条書きで列挙した方がすっきりしていて見やすいですよね。
読者の理解向上にもつながるため、箇条書きが活用できそうな場面には積極的に取り入れていきましょう!
具体的には、3つ以上の言葉を羅列する必要があるときに、箇条書きを使用するのがおすすめです!
8.表(テーブル)や図解を入れる
ブログ記事では、必要に応じて表(テーブル)や図解を活用するのがおすすめです。
文章ではなく、表や図解でまとまっていると、圧倒的に内容が理解しやすくなるメリットがあります。
ブログでの具体的な表の活用例は、次のようなイメージです。
データ容量 | 料金 |
3GB | 980円 |
5GB | 1,580円 |
10GB | 1,980円 |
20GB | 2,980円 |
50GB | 3,980円 |
上記の情報を文章で羅列すると長く、読みづらい内容になってしまいますが、表でまとめると見やすいですよね。
表や図解を活用した方が見やすくなりそうだなと思った部分には、積極的に取り入れていきましょう!
特に、プランや料金などは表(テーブル)、フローや手順などは図解を活用するのがおすすめです!
9.2~3文程度で改行を入れる
ブログ記事を書くときは、2〜3文で一度改行を入れるのがおすすめです。
改行をせずに続けて文章を書くと、読者にとってかなり読みづらい記事になってしまいます。
特に、スマホで閲覧する場合は、短めの一文でも2〜3行になり、改行がないと画面が文字で埋め尽くされてしまうため注意が必要です。
中には、一文ごとに改行を入れて、読みやすさをかなり重視しているブロガーさんもいます。
記事を公開した後は必ずスマホでも閲覧し、必要に応じて改行を加えるようにしましょう!
文量が多い場合は一文ごとに改行、文量が少ない場合は2~3文ごとに改行など、使い分けるのもおすすめです!
10.文末表現の重複は2回まで
ブログ記事の文章では、文末表現の重複をできるだけ避けるようにしましょう!
文末表現とは、「です」「ます」「でしょう」「ましょう」「ください」など、文末を締めくくる表現のことです。
同じ文末表現ばかり続くと、単調で幼稚な印象を与えてしまいます。
基本的に同じ文末表現は、2回までに留めておくのが好ましいです。
特に、記事を書き始めたばかりの初心者の頃は、「です」「ます」など、同じ文末表現を多用してしまいがちです。
バリエーションが少ないと重複につながりやすいため、普段から文末のレパートリーを探しておきましょう!
いつも使う文末表現しか思いつかない人は、以下の一覧を参考にしてみてくださいね!
【文末表現のバリエーション】
- です
- ます
- でした
- ました
- でしょう
- ましょう
- ません
- ませんか
- しれません
- 体言止め
など
11.同じ接続詞は使わない
ブログ記事で文章を書くときは、接続詞の重複に注意しましょう!
接続詞とは文と文を接続する言葉のことで、さまざまな種類が存在するのが特徴です。
一文の中で接続詞が連続していると、単調で読みづらい文章になってしまいます。
中でも、特に注意したい重複しやすい接続詞は、次の通りです。
- 「が」
- 「に」
- 「は」
- 「の」
- 「と」
- 「を」
など
接続詞が重複していると、次のような読みづらい文章になってしまいます。
- 「が」:知人”が”ブログ”が”良いと言っていた”が”僕”が”できるだろうか
- 「に」:たま”に”、自分”に”本当”に”できるだろうかと思う
- 「の」:ブログの記事の文章の書き方を覚えたい
- 「と」:ブログは文章力”と”構成力”と”分析力”と”リライト力”と”継続力が重要
文中で同じ接続詞を回避するには、前後に言葉を追加したり、言い回りを変えたりするのがおすすめです。
接続詞の重複を避け、読みやすく理解しやすい文章を意識して記事を書きましょう!
「ので」や「ため」「けど」「だが」などの重複にも注意してください!
12.「こそあど言葉」は最小限にする
ブログで文章を書くときは、「こそあど言葉」をできるだけ使わないようにしましょう!
こそあど言葉とは、「この(これ)」「その(それ)」「あの(あれ)」「どの(どれ)」など、特定の物事を示す指示語のことです。
文中にこそあど言葉を使うと内容が抽象的になり、記事のクオリティや読者の理解度が下がってしまいます。
こそあど言葉を使った文章の例は、次のようなイメージです。
- 「この(これ)」:この方法が良いと思う
- 「その(それ)」:その方法は良くないと思う
- 「あの(あれ)」:あの言葉どういう意味なの?
- 「どの(どれ)」:どの言葉のことなの?
上記のように、こそあど言葉が入っていると、何のことなのかが理解しづらいですよね。
文章のクオリティや読みやすさを下げないためにも、こそあど言葉は使わず、具体的な言葉に置き換えるようにしましょう!
13.書いた記事をよく見直す(校正)
ブログのライティングスキルを高めるなら、ただ記事を書くだけでなく、文章や内容を何度も見直しましょう!
自分が書いた記事を後から見返すと、書き方のクセや文章の修正点が見えてくるため、レベルアップするチャンスが増えます。
記事の見直し(校正)をして分析と改善を図っている人と、ただ記事を書いている人では、スキルに差が生まれてしまいます。
改善点を的確に見つけながら、短期間でライティングスキルを伸ばすためにも、記事を書いた後は必ず見直しをしましょう!
自分の文章を読んで修正が必要な部分を見つけるのが苦手な人は、校正ツールを活用するのがおすすめです。
校正ツールを使えば、違和感や誤りがある部分を自動で検出してくれます。
僕が普段活用している校正ツールは、「Enno」と「文賢」です!
Ennoは無料で手軽に利用でき、文賢は有料ですが、クオリティの高い校正が瞬時にできます!
自分に合った校正ツールを活用してみましょう!
14.お手本となる記事を音読・写経する
ブログ初心者の状態から短期間でライティングスキルを伸ばしたい人は、参考となる記事を音読・写経(=書き写すこと)するのがおすすめです。
自分で一から文章力を身につけるのには時間がかかりますが、お手本となる文章をベースにしながら記事を書くと効率良くレベルアップできます。
僕も実際に、最初は有名なブロガーさんやライターの記事を参考にしながら、記事を見よう見まねで書いていました!
地道にコツコツと音読や写経を繰り返していくうちに、良い文章の書き方が自分に染みついてきます。
競合ブログの分析やリサーチをしながら、自分のお手本になるような記事を書いているブロガーさんやライターさんを見つけましょう!
15.定期的にリライトする
ブログのライティングスキルを上げるには、新規記事を書くことも重要ですが、既存記事のリライトも重要です。
リライトとは、既に完成している記事を見直して、修正や改良する作業のことです。
ブログは記事を書くごとに知識・スキルが身につくため、前に書いた記事を見直すと必ず改善点が見つかります。
以前の自分では至らなかった部分に気づいて修正することで、自分のライティングスキルと記事のクオリティが高まります。
ブログは記事を書いたら終わりではなく、分析と改善が重要です。
ライティングスキルの向上に加えて、アクセスや収益の増加につなげるためにも、定期的にリライトをおこないましょう!
ブログでのリライトの基本や手順、適切な頻度などについては、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
記事:「ブログ リライト」(作成中)
ブログ記事を書くときに初心者がよく感じがちな疑問
書き方やコツ以外にも、ブログで知りたいことがあるんだ…
ブログ記事を書くときに、疑問に感じやすい部分をQ&A形式でまとめてみたよ!
- 記事は何文字くらい書けばいいの?
- 1記事書くのにどれくらい時間がかかるの?
- 記事の書き方は独学でも勉強できる?
- 何を書けばいいか分からないときはどうすればいいの?
- ブログは何記事書けば稼げるようになる?
事前に疑問点を解消してから、不安のない状態で記事を書き始めましょう!
記事は何文字くらい書けばいいの?
記事の最適な文字数はキーワードによって異なり、一律の基準は存在しません。
ブログでは文字数を目標にする必要はなく、読者が知りたい情報を網羅することが重要です。
どうしても文字数を一つの基準にして記事を書きたい場合は、上位表示されている記事の文字数を参考にするのがおすすめです。
上位記事は読者ニーズを網羅しているため、各記事の平均あたりを目安にすると良いでしょう。
上位記事の文字数は、ラッコキーワードの「見出し抽出」を使えば簡単にリサーチできます!
ブログ記事の文字数や基準についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
ブログは何記事書けば稼げるようになる?
ブログで稼げるようになるまでに必要な記事数は、ジャンルや狙うキーワード、記事のクオリティなどによって異なります。
30記事程度で収益が発生するブログもあれば、100記事以上書いても稼げないブログもあります。
とはいえ、コツコツと執筆や運営を継続していれば、6ヶ月〜1年または100記事程度でアクセスや収益が発生し始めるケースが多いです。
ブログは短期間で収益化できる副業ではないため、長期目線で着実に続けるようにしましょう!
ブログで必要な記事数の目安や基準などについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
1記事書くのにどれくらい時間がかかるの?
ブログを1記事書くのにかかる時間は、文字数や書く人の経験値によって異なります。
少ない文字数なら2〜3時間程度で書けますが、10,000文字以上になると10時間以上かかるケースも珍しくありません。
特に、初心者のうちはコツを掴むまで記事を書くのにかなり時間がかかります。
1記事書くのにかかる時間を大幅に短縮するためにも、今回紹介したブログライティングの基本やコツをしっかりとマスターしておきましょう!
また、1記事かかるのにかかる時間の目安が知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
記事の書き方は独学でも勉強できる?
ブログライティングの基本やコツは、独学でも十分に身につけられます。
この記事で紹介した内容を実践するだけでも、知識やスキルは確実に向上します。
ライティングスキルを向上させる勉強方法や、おすすめの本については以下の記事を参考にしてみてください。
有料教材や講座などは高額なため、最初のうちはWeb記事や書籍などで手軽に学習するのがおすすめです。
実際に僕もWeb記事やYouTube、書籍、有名ブロガーのSNSなどで書き方の勉強をしていました!
何を書けばいいのか分からないときはどうすればいいの?
ブログで何を書けばいいか分からない場合は、次の原因が考えられます。
- キーワード選定ができていない
- やるべき作業や手順が見えていない
- 記事の構成を作成していない
キーワード選定や構成作成をして、書き方の基本・コツを身につけていれば、基本的に記事に何を書けばいいか分からなくなるケースは少ないです。
もし、キーワード選定か構成作成のいずれかができていない場合は、以下の記事を参考にしながら作業を進めてみましょう!
それでもブログ記事で何を書けばいいか分からない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ:ブログ記事は書き方のコツをマスターすれば誰でも上手く書ける
ブログ初心者のうちは、記事を書くのが難しいと感じやすいですが、基本やコツをしっかりマスターすれば、誰でも上手く速く書けるようになります。
最短でライティングスキルをアップさせたいと思った人は、今回紹介した次の要点を全て実践するのがおすすめです。
- タイトル:キーワードは左寄せ、30~35文字以内、数字を活用 など
- 本文:PREP法(結論→理由→具体例→結論)
- リード文:PASTORフォーミュラ(問題→問題の拡大→解決策→変革と証言→提案→行動の促進
- まとめ文:全体のおさらい、要点は箇条書きでまとめる
- Webライティングの型に沿って書く
- 読者目線で書く
- 一文は「40~60文字」程度にする
- 専門用語を使わずに分かりやすく書く
- ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを意識する
- なくても通じる言葉は削る
- 箇条書きを活用する
- 表や図解を入れる
- 2~3文程度で改行を入れる
- 文末表現の重複は2回まで
- 同じ接続詞は使わない
- 「こそあど言葉」は最小限にする
- 書いた記事を見直す
- お手本となる記事を音読・写経する
- 定期的にリライトする
ライティングをマスターしてクオリティの高い記事をどんどん増やし、ブログのアクセスや収益を伸ばしていきましょう!